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共育ファンドのおもい

「子どもと若者が地域のホンモノに触れて育つ場を増やしたい!」

 

共育ファンドは地域で体験活動を行う団体を支援します。

 

 NPO法人ねおす共育ファンドは2017年度、宿泊体験学習を黒松内町で行う小学校2校と海外からの自然体験活動の研修生と

 自然体験活動にて青年・若者をインターンシップとして受け入れている3団体に助成支援を行いました。

 2018年度は上記の助成活動に加えて、多様な地域での宿泊体験活動への助成や青年・若者への体験活動

 を行う多様な地域・団体への助成も行っていきます。

 助成活動を通じて、地域コーディネーターの養成、そだちばづくりの支援を行っていきます。

地域での体験活動をコーディネートできる人を増やしたい。

 

小学校の宿泊体験学習や若者の農業・漁業体験等の体験活動を受け入れるにあたって、地域住民は生計を立てなければならず、活動を受け入れる余力がない。特に第一次産業に携わっている人たちの仕事は天候に左右されることが多く、繁忙期の時期の幅が動くため、決まった時期の受け入れは難しい。また、学校や若者と地域をつなげる調整は双方の目的や内容のすり合わせなど多岐多様で難しい。それらの課題を解決するために、地域や学校と若者の現状を知り、常にコミュニケーションができ、コーディネートできる団体や人材が地域で育ってほしい。そのためには場(活動)を作り続ける必要がある。

黒松内ぶなの森自然学校の事例

子どもと若者は地域のホンモノに触れて育ってほしい。

 

今の子どもたちや若者は自然や第一次産業に触れる機会が少ない。海に行ったことがない、畑で育つ野菜を見たことがない、森にいる生き物を見たことがないなど、感性や好奇心を育てる原体験が少ない。また、地域の仕組み(歴史や文化、産業)についてやその地域に住む人たちに会ったことも話したこともないし、どういった考え方で暮らしているのかも分からないなど、社会的なコミュニケーション力を育てる機会も乏しい。自然の中で体を動かす、自然の不思議や生き物に出会う、田舎の暮らしに触れてみることができる「子どもや若者の自然体験活動」の現場の機会を地域のなかに作り続ける必要がある。

子どもと若者を受け入れられる地域=元気な地域。

 

子どもや若者の何気ないリアクションや反応をヒントに新たな価値(価値の再構築)ができ、元気な地域が増えていってほしい。子どもや若者の受け入れをきっかけに、新しい発想や若い力を地域活動に取り入れて、活動の幅を広げられるようになってほしい。多業種の人たちが新たなチャレンジできる場・活動には、外からも内からも担い手のなる人材が地域に出てきて、活動が活性化していく。

三陸ひとつなぎ自然学校の事例

地域での体験活動の場を「そだちば=育ち場」にしたい。

 

子どもたちは学校で習ったことと地域の自然や人の関わりあいのなかで自分が見聞き、感じたことを結び付けられて初めて自分事としてものごとを考えて行動できるようになる。若者は地域のいろんな人との関係性のなかで揉まれることで、コミュニケーションを上手く取り術を身に付けて、自分のシゴトと暮らしを自分で創れるようになる。そして、地域側と子ども・若者の双方の現状や可能性を理解し、両者を結び付ける機会や場「そだちば」を設定することができる人が地域に増えていくことが最終目標である。

NPO法人ねおすの事例

 →そだちばとは・・・

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¥4,250,906
2013年9月1日~2021年6月1日現在

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